2018/07/13

食材探しの旅その3、DAY3 ルーツを訪ねる番外編

西日本の豪雨災害、亡くなられた方の冥福を祈るとともに被災された方々の一刻も早い復旧をお祈り申し上げます。

一部でパドラーの方々が活躍されたとか、誇らしく思います。パドリングスポーツの社会貢献の形の一つですね。

 

 今回のこの旅、魚介類の仕入先を探す目的以外に、もう一つ、学生時代2年間過ごした秋田県を訪れ、お世話になった方々に開業前の挨拶をする、というのがありました。

 私、料理の道に入る前は工学部建築学科で、デザイナーを目指してましたが、疑問を感じ、2年で中退後、働いてお金を貯め欧州へ、A·ガウディなどを見に行きました、手仕事ものづくりを学ぶため最終的に料理の道へ。

 東京の料理の修行の合間にもコツコツ続けてきた自転車とカヤック、そのカヤックを始めたのもここ、2年間過ごした由利本荘の子吉川。そのかつてのホームリバーでしみじみとひと漕ぎしてきました。IMG_20180709_144040

 ただ何をするでもなくひたすらサーフィン。初めて生命の危険を教えてくれた子吉川はこの日は穏やかでした。

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 初めてカヌー、カヤックというものを手ほどきして下さったカヌーの師、由利本荘市の「喫茶店こまち」のおやっさん。70過ぎても現役、頭が下がります。

 その次の日、同じく由利本荘市の「すしと懐石の龍石」へ。働いていたわけではありませんが、もう一人の師、ここの大将に会っていなければ、料理人になっていなかったかもしれません。

 お弟子さんにはたいへん厳しく、毎日檄を飛ばしてましたが、僕には優しく色々説教してくれたもんです。大学辞めるとき、「逃げるな!」と怒ってくれた職人気質の大将、もうこの世にはいないと知り、衝撃を受けました。いやぁ、今一度挨拶したかったんだかなー。

 亡き大将の奥様とあとを継いだお弟子さん、サイトウさんできりもり。地物づくしのフルコースを頂きました。ここでもしみじみ。

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 魚の3枚下ろし、蛇腹きゅうり、大根のカツラムキはここで初めて教わりました。

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 僕が開業することを喜んでくれました。

 初めて経験する事というのは常に強烈に自分の身体に刻みつけられているものです。それを超える体験は、二度とないのかもしれません。我が人生を決定づけた2年間をダイジェストで振り返りました。

 どうでも良いことなようで、とても大事なことです。ルーツというものはどんな人にもお店にもあるはず。常に冒険的であること。しかし、常に基本にから外れぬこと。

 さて、次の日は新潟港へ。最後の漁港になります。

 

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